大学日本一のタイトルをかけて争う、全日本学生選手権大会 (読売新聞社後援) は、本日 大井ホッケー競技場 (メインピッチ・サブピッチ) で競技がスタートし、男子1回戦8試合・女子1回戦4試合を実施しました。本日の結果は次の通りです。
競技2日目 (男子2回戦8試合・女子1回戦4試合) は、明日 11月9日 9:30 より開始します。
※ 本大会の上位4チームは、全日本選手権大会の出場権を獲得します。
男子試合結果
戦評:試合No.1|試合No.5|試合No.4|試合No.8|試合No.2|試合No.6|試合No.3|試合No.7
女子試合結果
戦評:試合No.4|試合No.8|試合No.1|試合No.5
本大会は有観客試合で実施しております。
11月8日(水)〜10日(金) 1回戦〜準々決勝:無料
11月11日(土)・12日(日)
準決勝、決勝・3位決定戦:大学生以上一律1日あたり1,000円 (2日間通し券 1,800円) 当日販売
※ 高校生以下無料
● LIVE配信 (予定)
UNIVAS LIVE [公式サイト] (無料) ※ 日付を選択の上、ご視聴ください。
● 試合速報 (予定)
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男子試合戦評
試合No.1 駿河台大学 [ 10-0 ] 同志社大学
同志社大学のセンターパスで試合開始。3分、#8斉藤が左サイドでボールを奪いそのままスプリント。サークルインしリバースヒットを決める。6分、駿河台の打ち込みをキーパー前で#8が納め、リバースで流し込み2点目。同志社もロングボールでサークルトップへ繋ぐ。1Q終盤、駿台がPCを獲得。#3遠藤がフリックを放ち追加点。2Q24分、駿河台#14池田のドリブルでPC獲得。#11キャプテン佐川がフリックをきめる。
3Qも駿河台は、攻撃の手を緩めない。広いポゼッションからの素早いドリブルでチャンスを作る。40分駿河台がPCを獲得。駿河台のシュートは一度同志社4番機に阻まれるも、#17がリバウンドを押し込み5点目。45分PCを獲得、#3遠藤がフリックを決めて突き放す。47分、#7酒井が強烈なヒットを突き刺す。49分、左の展開から#8斉藤が流し込み#7酒井がタッチシュート。55分、#9森田がヒットで決める。試合終了直前、さらに駿河台がゴールを決めホーンが鳴った。
試合No.5 東海学院大学 [ 0-4 ] 法政大学
第1Qは一進一退の攻防が続き、0-0で終了。徐々にペースを掴んだ法政大学が、PCを獲得し、フリックで決め切り1-0、素早い連携から得点を重ね、2-0で2Qを終える。
3Qも流れは法政、PCで得点し3-0とする。東海学院もチャンスは作るが活かせない。4Qは東海学院が攻める時間も長くなり気持ちを見せるプレーも続く。しかし、法政大学に痛恨のペナストを与えてしまい、4-0で法政大学の勝利。
試合No.4 早稲田大学 [ 5-0 ] 北海道大学
早稲田大学が試合開始早々に得点すると、その後何度もサークルに侵入、PCを獲得するなど早稲田大学有利で試合が展開される。
後半、北海道大学がカウンターで攻める場面も見られたが、早稲田大学はペースを崩さず得点を重ね、5-0とし、試合が終了した。
試合No.8 東京農業大学 [ 3 (6so5) 3 ] 福井工業大学
1Qは福井工業大学、東京農業大学共にサークインは果たすが得点は入らず0対0で第1Qが終了する。続く第2Q、12分に福井工業大学3番野村選手が得点を決める。対して東京農業大学は2Q終了間際、1番柏木選手がDFのボールを奪いカウンターで得点を決めた。1対1の同点で折り返す。
ハーフタイムを挟み、第3Qが始まる。開始3分で東京農業大学25番鈴木選手が得点。しかしその後すぐ福井工業大学10番山中選手が得点、更にpcを獲得し11番佐伯選手がフリックで決め、3対2の福井工業大学のリードで最後の第4Qを迎える。このまま福井工業大学が勝ちかと思われたラスト3分で東京農業大学19番山口選手が得点。このまま試合が終了し、シュートアウト戦にもつれ込む。soではサドンデス戦で東京農業大学が勝利した。
試合No.2 学習院大学 [ 1-3 ] 聖泉大学
第1Q開始13分、聖泉大学17番上平選手が得点。その後学習院大学は2番榎本選手がグリーンカードで2分間退場となる。続く第2Q開始半分で学習院大学17番田中選手が得点し聖泉大学に追いつき、同点のまま試合を折り返す。
第3Qは聖泉大学が3度pcを獲得するが得点には至らず1対1で第4Qを迎える。第4Q、聖泉大学14番嵐谷選手がpcとFGの2点を決め、3対1の聖泉大学の勝利で試合は終了した。
試合No.6 慶應義塾大学 [ 4-1 ] 一橋大学
第1Q、慶應義塾大学は主将#10斉木のゴールで先制して試合を有利に進めるが、2Qには一橋大学が攻め込み、PCを獲得するなど拮抗する。8分、慶應義塾大学が#11北村のシュートで追加点を獲得する。
後半第3Q、一橋大学のポゼッションが増加すると、何度も慶應サークル内に侵入し果敢な攻撃を見せる。最終第4Q、一橋大学がFGで初得点するが、直後に慶應義塾大学#30前田がリバースヒットでゴールを決め、4-1で試合が終了した。
試合No.3 武蔵大学 [ 3-1 ] 甲南大学
1Q開始。両者サークルに侵入し、チャンスを作るも、得点ならず。2Q開始。早々甲南大学3番がドリブルでサークル付近まで運ぶも、チャンスは作れず。武蔵大学がPC獲得するも甲南のスティックダウンに阻まれる。2Q残り2分、7番の華麗なリバースヒットで武蔵大学が先制。そのまま前半を終える。
3Q序盤、武蔵ペースで試合が進み、PC獲得。得点には繋がらないが、流れを掴む。3Q、3本目のPCで武蔵大学が得点。続けて4番の華麗なヒットで3点目。4Q開始早々、甲南大学が1点を返す。その後PCを獲得するも2点目とはならず。武蔵3-甲南1で試合終了。
試合No.7 日本体育大学 [ 3-1 ] 中京大学
第1Qは両者ともサークルインを果たすが得点には至らず0対0の同点で第2Qを迎える。第2Q、互いに1歩も譲らない展開が続くが中京大学の16番松下選手が得点し1点リードする。対して日本体育大学は18番鈴木選手が得点し、同点に追いつく。そのまま両者得点がないまま第3Qを迎える。
第3Qは中京大学8番大漁選手がイエローカードにより5分間の退場となる。3Q終了間際日本体育大学がpcを獲得し、9番末永選手が得点を決めた。更に、もう一度pcを獲得し15番丸山選手がフリックでシュートを決めた。そして1対3で日本体育大学がリードで最後のクウォーターを迎える。第4Qは両者得点なしで終わり日本体育大学が勝利した。
女子試合戦評
試合No.4 北海道大学 [ 0-18 ] 山梨学院大学
心地よい秋風が吹く大井ホッケー競技場。午前9時30分、記念すべきインカレの第一戦が始まる。大井メイン第一試合は、北海道大学(以下、北海道)と山梨学院大学(以下、山梨学院)女子の試合である。北海道ボールで第1Qが始まる。1分、山梨学院がPC獲得。#14沼田がドリブルで押し込み得点。先制点となる。続けて2分、山梨学院が再びPCを獲得。#23澤口が鋭いシュートを放ち、得点。2-0とリードを広げる。5分、更に山梨学院がPCを獲得。#2キムのスイープのシュートを放ち、得点が決まる。3-0となる。その後、北海道が反撃を試みるも、山梨学院にプレスで押され、#21滝沢に押し込まれて得点。4-0となる。9分、山梨学院がPCを獲得するが、北海道の決死のデフェンスでスコアは動かない。10分、#17米山の打ち込みに#30矢壁がタッチで合わせゴール。5-0と更にリードを広げる。14分、#5福永の切り込みに#27松田が合わせてシュート。6-0となる。
第2Qとなり、開始16.19に2回と連続でPCを獲得し、怒涛の攻撃を見せるが、北海道の決死のデフェンスでいずれもノーゴールとなる。その後も、山梨学院は攻めの姿勢を崩さず、得点を狙い続けるも、北海道のDF陣が得点を許さない。26分、山梨学院が8回目のPCを獲得するも、#1宜保のスーパーセーブでノーゴール。29分、#25早助がドリブルで切り込み得点。7-0となる。30分、#12今井と#5福永がワンツーとなり、#12今井がゴールを決める。8-0。
第3Qの32分、山梨学院がPCを獲得するも、シュートは枠を外れる。33分、山梨学院のシュートを一度は#1宜保が弾くも、#25早が押し込みゴール。9-0となる。35分、山梨学院が立て続けにPCを獲得。#27松田のタッチが決まり、ゴール。10-0。37分、山梨学院がゴール前まで押し込み、最後は#30矢壁がシュートし、得点。11-0とリードを広げる。39分、山梨学院の高い位置での攻撃が続くが、北海道が鉄壁のデフェンスで守り切る。43分、#5福永のパスを受け、#21滝沢がシュート。得点となり、12-0。45分、#12今井が単独でシュートを放ち、ゴール13-0。
勝負は大詰めの第4Qとなり、46分、#25早助が切り込んでゴールを決め得点。14-0。49分、山梨学院がPCを獲得し、#15のストップから#23がヒットを打ち込みゴール。15-0となる。52分、#17が単独でゴール前まで切り込みシュートして得点を決める。16-0。53分、山梨学院がPCを獲得。シュートはゴールから外れる。同じく53分、#27 松田がフリーでシュートを放ちゴール。17-0。54分、山梨学院がPSを獲得。#26齋藤が落ち着いて決め、ゴール。18-0となる。56分、山梨学院がPCを獲得。#1宜保の決死の守りで得点にはならなかった。その後も山梨学院が攻め、北海道が守り続ける戦況が続く。その後スコアは動くことなく試合は終了した。
試合No.8 立教大学 [ 0-9 ] 東海学院大学
東海学院大学のセンターパスにより試合が始まった。1Q2分、東海学院がPCを獲得。一度はキーパーが防ぐもタッチにより先制点を得る。その後も東海学院が高いポゼッション率を見せ、立教も負けじと守るが、1Q終了間際#26小田がタッチで合わせ2点目を奪う。第2Q早々#10遠藤シュートを決める。20分には#9松木が、22分#3岩舘が強烈なスイープシュートで得点を重ねる。
3Qも東海学院はハイプレスで立教を攻める。32分にPCを獲得。スイープシュートからタッチで合わせ、6点目を奪う。36分、立教#12岡田が右サイドからのドリブルを魅せ、ヤードゲインするもチャンスにはつながらない。41分、東海学院がPCを獲得しタッチで合わせゴールを奪う。得点が欲しい立教は#20牛久保が前線で飛び出すが、東海#2小林がボールを刈り取りチャンスを作らせない。50分、東海学院がサークル側のドリブルからサークルインしリバースヒットを放つ。これがゴールに突き刺さり9-0で試合が終了した。
試合No.1 天理大学 [ 4-0 ] 駿河台大学
駿河台大学のセンターパスで試合が開始された。第1Q天理大学が得点を奪う。第2Q開始早々天理#3山内が決める。天理は徹底した右攻撃を続ける。23分、天理大学がPCを獲得。#4中口がフリックを放つがこれは駿河台キーパーがセーブする。24分、天理大学の右サイドの抉りから#9天野がファーで押し込み3点目を決める。2Q終盤、駿河台は左サイドへの展開でチャンスをつくるが、天理大学の組織的守備でこれを阻む。
第3Q天理のセンターパスで開始される。天理はハイプレスにより前線でボールを奪う。対して得点が欲しい駿河台はディフェンスラインからのロングボールで攻め込む。3Q中盤、駿河台大学が左サイドでのドリブルで攻めこみ攻防が続くが、得点には至らない。4Q2分天理が右サイドのドリブルからPCを奪う。サークルトップからのスイープでタッチシュートを狙うが、駿河台が守り切る。しかし直後、天理がヒットシュートを決める。第4Q、天理大学のハイプレスが続き、駿河台大学はなかなか自陣から抜け出せない。試合終盤も、攻撃の手を緩めない天理がPCを獲得。守った駿河台のカウンターとなるがホーンがなり試合終了。
試合No.5 立命館大学 [ 14-0 ] 早稲田大学
試合開始早々に立命館が連続して得点をあげる。その後も立命館の攻撃が続き第1Qは4-0で終了。第2Qは立命館が前半から3度PCを獲得するも、早稲田が粘り強く守りと得点を許さない。しかし29分リバウンドを#21が押し込み5ー0で第2Qを終える。
第3、第4Qも立命館の攻撃が続き、PCを獲得すると#19がヒットシュートで得点をあげる。51分には右からの強い打ち込みによりサークルインし、#4がリバウンドを押し込み11点目をあげる。その後も立命館が得点を重ね、14-0で試合終了。